『FUKUSHIMA』この単語は特にドイツでは広島、長崎に続く単語として人々の心に残ることでしょう。
3月27日、南ドイツで州議会選がありました。
開票してみたら結果、緑の党と社会民主党、原子エネルギー反対派勝利。
メルケル首相は原子エネルギー推進派、推進派は敗北という結果になりました。
つまり今回の福島の事故は人々のエネルギーに対する考え方を変えさせる威力もあったということになります。
その選挙の前日26日、『福島は警告する!脱原発』をモットーにドイツのベルリン、ハンブルグ、ケルン、ミュンヘンでのデモがありました。
その規模は過去最大。参加人数はベルリンだけでも12万人、4都市合わせると25万人。
参加した全体の二人に一人はベルリン出身、あるいはベルリン人口約345万人ですから、ベルリンの住民15人に一人はそのデモに参加した計算になります。
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→atom demo日本在住の皆さんは3月27日に東京で反原発に対するデモが行われて事を知っていますか?
31日付のドイツ新聞Tages spiegelに興味深い記事が掲載されていました。
福島の原発の事故がありながら、東京でのデモ参加者はたったの1200人。
ドイツでの参加者は25万人。しかも、メディアはそれを報道しない。いったいなぜだ?と。
(おそらく毎日新聞のみ報道)
メディアも
原子力産業とメディアの密接な関係に対しては、日本においては言及してません。
だから自分たちに都合の悪いことは報道されない。
しかしながらドイツではこの機会を使って日本の事故がいかに悲劇的か扱い、自国の核エネルギー開発をやめさせようとするメディアの思惑が見え隠れするのも事実。
チェルノブイリの経験もあってか、とにかくドイツ人の原発事故に対する反応はとても敏感です。
日本の地質を考えても現状では原子力に頼らなければならないのもわかるのですが、
今すぐは無理でもそれを変えてもいいんじゃないかと公に声をあげる人が少ないのと、
声を上げる人間に対しての冷淡な声の数々には残念です。
もちろん、まずは現地を復興させることが第一優先。
でもその傍らで、自分がその現地へ赴くことができない代わりに、市民の一人として行動を起こすことは立派なことだと私はおもうのです。それも未来につながるのではないかと。
ドイツの行いがすべて良いというのではなく、原子力を今すぐとめろというわけではなく、
そのように声を上げていく。そういうのも一つの行動だといいたいのです。
エネルギーに対して、もう一度、考えなければならない。そういう時期に来ているのだと。
一か八かの事故を避けるか、安定供給をとるか。
そしてそのような意見も含め平等に報道されること願ってやみません。
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